医師国家試験の勉強法について書きたいと思います。
動画でもお話しているので、気になる方は御覧ください↓↓
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- 医学部6年の秋に遊びたい医学生
結果
まず初めに、私の医師国家試験の結果ですが、必修が上位2割、必修以外が上位2.5割ほどで、合わせて2割少しの結果でした。
※予備校等のサイトで9割程度の医学生が自己採点結果を入力していますので、それを元に順位を想定しています。自己採点結果と実際の結果は採点調整を除いて同じでしたので、順位に大きなズレはないと思います
同じ研修病院の初期研修医の中にはもっと良い成績を取っている方も勿論いましたが、安心して合格するという点では十分ではないかと思っています。
最上位での合格を目指しているわけではない、という方はこの先を読み進めていただければ幸いです。
教材
メディックメディアのQ-assistとQBを使用していました。
直前講習などを申し込んでいる学生もいましたが、私は追加のオプションは購入しませんでした。
メイン教材をやり込むことができるのであれば、それで十分ではないかと思います。
勉強法
5年生春〜秋の学習内容
実習に合わせてQ-assistの動画を観進めていました。
QBの問題を解いていることもありましたが、全体像が掴めていない段階での問題演習は、私にはあまり向いていないように感じていたので、動画を繰り返し見ることの方に重きを置いていました。
5年生冬〜6年生春の学習内容
Q-assistのサブプリントをAnkiというアプリに入れ込み、その後Ankiを繰り返し解くことをしていました。
Q-assistではサブプリントという穴埋め形式のプリントをダウンロードすることが可能です。
それを題材に問題を制作し、上記のAnkiアプリに組み込み、忘却曲線に沿って出題される問題をひたすらこなしていました。
問題制作にも、問題をこなすことにも、根気が必要ですが、間違いなく力がつきます!
6年6,7月の学習内容
いよいよ医学生の就活である「マッチング」が近づいてきます。
例年国家試験をそのまま出題している病院も受験する予定だったので、その対策目的にQB 5年分をときました。
ただし、マイナー科の問題(必修を除く)は出題されないとのことだったので、マイナー科の問題は解いていません。
6年7,8月の学習内容
マッチングの時期です。
病院の過去問を解いたり、友達と面接対策をしたり、とマッチング対策をしていました。
6年9~12月の学習内容
卒業試験と残りの実習をこなしつつ、とにかく遊んでいました。
中高時代の友達に会ったり、旅行に行ったり、、、国試前最後の遊ぶチャンスだと考え、思いっきり遊んでいました!
6年12月半ば〜1月の学習内容
流石に遊びすぎてまずいかもしれない、と思い始め、溜まっていたAnkiをこなすことと、少しずつマイナー科も含めたQBを解き始めました。
思った以上に以前に学習したことを忘れていて、焦りを感じていました。
6年1月〜国試までの学習内容
流石に遊びすぎたか、と思っていた矢先、1月頭の直前模試で偏差値50を取ってしまいました。
※医師国家試験は9割の人が合格する試験なので、偏差値50は普通合格します。ただ、試験には上振れ・下振れがつきものです。下振れの恐怖を払拭するには、もう少し成績があった方が安心できると考えていました。
焦りを覚えたので、ここからは浪人生さながらに勉強しました。
大学の図書館の開館少し前に図書館前に行き勉強をし、開館と同時にお気に入りの席を確保し、閉館までひたすらQBを解きまくりました。
これまでにAnkiで基礎固めをひたすらしていたので、最後問題演習で得点力を効率的に伸ばすことができました。
最後の1ヶ月は毎日自分が成長していることを実感するくらいには、伸び率が大きかったと思います。
最後に
以上で私の国家試験勉強法の振り返りは終了です。
秋にたくさん遊んでも合格できたので結果的には良かったと思っています。
ただ、最後の1ヶ月は精神衛生上あまり好ましくなかったので、早くから計画的に過去問を解くという勉強法もアリだったかな、とも思っています。
皆様が、それぞれに最適の勉強法を見つけられ、晴れて合格できることを願っています。
ここまでご覧いただきありがとうございました^^