研修医1年目、卒業したてホヤホヤ。できなくて当たり前、、?
どんな心構えで・姿勢で研修に臨むかを書いていきます。
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- 研修医で心がけることが知りたい
- 研修医の仕事が気になる
- 研修医になるのが不安
①自分1人ならどう判断するか考える
研修医1年目が一人で判断することは少なく、相談できる上級医がそばにいることが多いと思います。
でも、その上級医に常に頼っていたら、いつまでもできるようになることはありません。
聞きやすい先輩がいると、大して考えもせずに聞いてしまう。それでは成長しないのです。
誰にも聞けない状況だったら、どう動くか考えてみましょう。
②ベッドサイドに行く
研修医にできて上の先生にできないことは、ベッドサイドに頻繁に足を運ぶということです。
上級医の先生は、外来業務があったり、手術の執刀があったり、多くの患者さんを担当していたり、など、一人ひとりの患者さんのベッドサイドに頻繁に行くことは難しいです。
カルテから得られる情報は上級医も得られますが、実際に足を運んで自分の目で患者さんの状態を把握し、問題があれば上の先生に伝えることはとても大切です。
自分の目を肥やし、適切なタイミングで上級医にコンサルトできると、信頼を得ることができます。
③人の話をよく聞く工夫をする
カンファレンスやPHSにかかってくる電話、手術中の会話など、最初は慣れない話が沢山飛び交う場に出ることが多いと思います。
しかもその場で言われたことは、すでに共有されたこととしてもう一度繰り返されることはありません。すべての情報をキャッチして処理することは非常に難しいです。
少しでも重要な情報を漏らさないためには工夫が必要です。
事前の準備をする
事前にできる準備は全てしましょう。
具体的には、カンファレンスの場合、自分がどういう情報を得たいのかを事前に考えておきます。
PHSにかかってくる電話の場合、今日どんなことで電話がかかってきそうか、担当患者の中で動きがありそうな人は誰かを事前に考えておきます。
手術中は、上の先生たちがどこに重きを置いているかを事前に考えておきます。
わからないことは掘り下げる
わからないことはわかったフリをせずに掘り下げる、ということです。
特に看護師さんからの電話は、知らない薬の名前を言われたり略語を言われたり、それも早口で、「わかってて当然」という勢いで話されることが多いです。
相手のペースに飲まれずに、わからないことは質問する、聞き取れないことはもう一度言ってもらうということが大切です。
④チームプレイであることを忘れない
研修医は自分が少しでも多くのことを学ぶことを重視してしまいがちですが、チームでのパフォーマンを向上することが最も大切であることを忘れないようにしましょう。
頑張りすぎて体調を崩して周りに迷惑をかけるようなことがあったら、元も子もありません。チームにとって最良の動き方を考えましょう。
休息も大切です(^^)
⑤時間内にどれだけの仕事をするかを考える
働き方改革の影響で、残業時間が制限されるようになったことに、不満を覚えている研修医も多いと思います。
その中で、時間内にどれだけの仕事をこなすかが、デキレジになれるかなれないかに関わってくると思います。
集中して、多くの仕事を短時間でこなせるように、時間単価を上げられるように心がけましょう。
まとめ
貴重な下積み期間であることをついつい忘れてしまいそうになりますが、研修医はたったの2年間しかありません。
みなさんの研修が少しでも有意義なものとなれば幸いです。