今回は、窪田真之氏の著書、「2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書」(2021、ダイヤモンド社)の要約をしていきます。

この本は60問のクイズを解きながらトレードで勝つ術を学ぶ本です。
クイズを解くことで筆者がトレードで体験したことを疑似体験できるようになっています。
したがって、実際に読んでクイズを解くことをおすすめします。楽しみながら学べますよ!

クイズを行った後にtipsを簡単に思い出すための備忘録として利用していただけたら幸いです(^^)
窪田真之氏
・楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト
・慶應義塾大学経済学部卒
・住友銀行、住銀バンカース投資顧問、大和住銀投信投資顧問を経て2014年より現職
・日本株ファンドマネージャー歴25年、TOPIXを大幅に上回る運用実績を上げてきた
第1章 売買高の変化を読む
Q01 1番最初にどこを見る?
- 二番天井をつけた下落、売買高の減少、安値更新:売り
Q02 下落後の上昇はチャンス?それともワナ?
- 二番底をつけた上昇、売買高の増加、高値更新:買い
Q03 買った途端に急落!
- どんな買いシグナルもそれを打ち消す強い下落が出れば売り
- どんな売りシグナルもそれを打ち消す強い上昇が出れば買い
Q04 右肩上がりだけれど⋯
- すぐに利確しない
- 上昇トレンドを保ち、売買高を保っていれば、まだ売らない
Q05 実際のチャートにチャレンジ
- 「三角もちあい」が出てきたら、どちらが勝つか見極めるまで動かない
- 上放れまたは下放れした瞬間が稼ぐチャンス
- 合わせて売買高にも注目
Q06 直感をバカにできない
- 三角もちあい下放れ、売買高減少:売り
Q07 上昇の色々なパターン
- 急騰の初動をつく
- 長らく売買高が乏しく値動きが乏しかった銘柄が、突然売買高が急増、急騰した瞬間が最も信頼できる買い場
Q08 売るべきは利益が出てる株?損してる株?
- 売買高を伴う急落:売り
Q09 どっちの株が上がる?
- 安値圏で売買高が増加:買い
- 高値圏で売買高が減少:売り
Q10 初動に乗る
- 株価が急上昇した直後の下げが、上昇幅の半値より小さい間は、上昇の勢いが続いているとみなす
第2章 移動平均線を読む
Q11 ゆるやかな上昇
- 13週・26周移動平均線ともにゆるやかな上昇が継続:様子見または買い増し
Q12 ゆるやかな下落
- 13週・26周移動平均線ともにゆるやかな下降が継続:売り
Q13 好材料と悪材料
- 移動平均線のトレンドには基本的に逆らうべきではないが、移動平均線からの下方乖離率が大きくなりすぎたときはリバウンドを期待して買ってみてもよい
Q14 そろそろ上昇?
- 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ抜けるゴールデンクロス
- 期間が短いものだと「だまし」に遭いやすい、長いものだとシグナルが出るのが遅すぎる
- 銘柄ごとの固有のクセがあり、デイトレーダーの中には毎日同じ銘柄でトレードを繰り返す投資家もいる(ソフトバンクグループや任天堂が好まれる)
Q15 急上昇後に少し下落
- 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ抜けるデッドクロス
- 移動平均線が下向きに転じ、売買高も減少:売り
Q16 上場したばかりの株
- IPOの初値買いは割に合わない。成長期待が高いIPOは上場してから半年〜1年経過し、株価が初値から大きく下がったところで買う
- 移動平均線が下向きのうちに買うのは時期尚早
- 移動平均線が上向きに変わりつつある:買い
- 「日柄整理」ができてから(急落後日にちが経ってから)買い
Q17 評論家の意見
- 損切りは早く、益出しは遅く
Q18 損切り後に急反発
- ゴールデンクロス、移動平均線上向き、売買高増加、高値更新:買い
Q19 移動平均線と売買高の両方に注目
- デッドクロス、移動平均線下向き、売買高増加:売り
Q20 長期の下落後、いよいよ上昇開始?
- 移動平均線上向き、売買高増加、株価急反発、戻り高値更新:買い
- 先入観から解放されるために「逆さチャート」を見るのもよい
第3章 ローソク足を読む
Q21 1日の値動き
- 長い下ヒゲ:相場の強さを表す
- 長い上ヒゲ:相場の弱さを表す
- 十字足:気迷いを表す
- 大陰線:相場の弱さを表す
- 大陽線:相場の強さを表す
Q22 3日間の値動き
- 計らい注文:機関投資家がよく使う注文の出し方。証券会社のセールストレーダーの裁量で、事前に取り決めた株価の範囲内で一定株数を買ってもらう(または売ってもらう)注文方法
Q23 長い陰線と長い陽線
- 陽線や陰線は本数より長さの方が重要
Q24 日足と週足の関係
- 陰線が3週連続で並ぶ「黒三兵」:弱いチャート:売る
- 陽線が3週連続で並ぶ「赤三兵」:強いチャート:売らない
- 買ったときの値段にこだわらない
Q25 売買高が急増!
- 長い上ヒゲをつけた陰線:買い手が予定の株数を買い切ったあとに、売り手が売りを増やし下落
- 長い下ヒゲをつけた陽線:売り手が売り切った後に、底値買いを狙う買いが増え上昇
Q26 包み足の週足チャート
- 陽線包み足:下げトレンド後にこれが出ると相場の転換点になることも
- 陰線包み足:上昇トレンド後にこれが出ると下げに転じることも
Q27 移動平均線と週足チャート
- 太陽線、売買高急増、13週・26週移動平均線の傾きが上向きに:買い
Q28 順調に上昇しているところで大陰線
- 13週・26週移動平均線が上向き、上昇トレンド継続しているときの大陰線:様子見
Q29 ものすごい不運
- 大陰線、売買高増加、移動平均線を下に抜ける:売り
- ナンピン買いをすると含み損が増える
Q30 空売りに挑戦
- 下げが加速した株を空売り
- 信用倍率が1倍を切っている銘柄(空売りが多い)で株価上昇が継続していると、空売りしている投機筋が耐えきれず買い戻しする可能性あり、「踏み上げ」を狙って「買い」を入れるのが有効なこともある
第4章 チャートの節を読む
Q31 チャートの節はどこ?
- 下落して戻ってきた株は節を抜け売買高が多ければ買い
Q32 下落トレンドから上昇トレンドへ
- 日柄整理ができている株を買う
Q33 2つのチャートの節
- 十字足は安値圏で出ると株価反発のきっかけに、高値圏で出ると株価反落のきっかけとなることがある
Q34 3度めの上値トライ
- 十分な日柄整理をした後、売買高の大量増加を伴って上値にトライ:買ってみて面白い
Q35 急騰後のもみ合い
- 三角持ち合いの下値を切る:売り
Q36 暴落後のもみ合い
- 上値の節を抜く、売買高増加:買い
Q37 ストップ安の対処法
- 暴落した株は迷わず成り行き売り
Q38 節と節の間で攻めぎあい
- ボックス圏で推移した後の上値トライ、上値の節は抜けず、売買高もあまり増えていない:様子見
Q39 10ヶ月間の攻防
- 上値抵抗線を上へ抜け、売買高急増:買い
Q40 株価は横ばい、でも将来的にチャンスありそう
- 夢や思惑では買えない、上値トライの処分売りが出される前に売り
第5章 ボリンジャーバンドを読む
Q41 標準偏差とは
- ボリンジャーバンドは、「移動平均線±2標準偏差」
- もし株価が正規分布していれば、株価の95%がボリンジャーバンドの間に収まる
Q42 ボラティリティ上昇
- ボラが上昇するとは、値動きが激しくなること
Q43 買いシグナル直後の急落
- 買いシグナルで買ったのに、不運にも株価が急落:損切り
Q44 含み損拡大
- ボリンジャーバンドの幅が広くなったところで株価がさらに急落、下のバンドを突き抜けた
- 売買高が急増しているところもあり、投げ売りが出た後:買ってみて面白い
Q45 総合的な決断力
- 売買高急増、太陽線、日柄整理できている、13週移動平均線は上向きに変わりつつある、ボリンジャーバンドの幅が狭いところで株価が上のバンドまで急騰:買い
Q46 移動平均線とボリンジャーバンド
- ボリンジャーバンドの幅が狭いところで、株価がバンドの外に飛び出したときはトレードのチャンス
Q47 ボリンジャーバンドから大きく外へ
- ボリンジャーバンドの幅が広くなったところで、さらに株価が大きく動いてバンドの外に飛び出したとき、「行き過ぎ」の可能性があり、順バリで流れについていくのは危険
Q48 再びボリンジャーバンドの中に
- ボリンジャーバンドの外まで上昇した株が急落したら危険
Q49 損切りしたけれど株価は上昇
- 25日移動平均線が上向き、前回の高値を超えている、上のボリンジャーバンドを超えた、という点では買い増し
- 売買高が増加していない、上のバンドを超えしばらくバンドウォークをした後、という点では売り
Q50 またしても高値
- 太陽線、売買高急増、売買高急増の初日、新高値、株価が上のボリンジャーバンドを超えた:買い
第6章 トレンドかボックスかを見分ける
Q51 一見似ている2つのチャート
- 高値更新をしているとトレンド相場になりそう
Q52 値動きが少しずつ小さく
- 三角持ち合いは、上値が切り下がる角度と下値が切り上がる角度を比較
Q53 急落後に急反発
- 大陰線を打ち消すさらに長い太陽線がすぐに出ない限り、下落モメンタムは消えない
Q54 急上昇後に急落
- 急上昇後「買われすぎ」と考えて売る投資家が増えた後は、「売られすぎ」と考えて買う投資家が増えた
- 買いの勢いはまだ強い
Q55 トレンドが出やすいタイプの株
- 株価にトレンドが出やすいのは
- 小型成長株>高配当利回り株(大型割安株)
- 景気敏感株>ディフェンシブ株
- 東証マザーズ上場株>東証一部上場株
Q56 下落はどこまで続く?
- 財務内容が良好、過去10年減配してことがない安定配当株:下値リスクが残っていても、長期投資で買い
Q57 不正が発覚!
- 超不運でもダメな銘柄は冷静に売る
Q58 売上高と純利益
- チャートだけで判断すれば様子見の東証マザーズ株
- 売上の急拡大、黒字転換を果たしたことを考えて、買い
Q59 IPO後から1年間右肩下がり
- チャートだけなら様子見か売り
- 成長株として黒字拡大が試算されるなら買っても良い
- IPOは株価が落ち着いてくる、上場から半年〜1年目が狙い目
Q60 同業他社との比較
- 同業者がすべて売買高の増加を伴い上昇するなら、今後上昇すると考えられ、買い
感想とまとめ
いかがでしたか?
私は、クイズを解いた後に実際にいろいろな株のチャートを見て、投資判断をつける練習をしました。
その際に、「クイズでの学びをまとめたものがあったら便利だな」と思い、この要約を作成しました。
ご活用いただけますと幸いです(^^)

\ 他にも様々な分野の本を要約しています /
(おまけ)医療は斜陽産業か

最後に、私の”ひとりごと”にお付き合いください_(._.)_
皆さんは、投資をしていますか?
新NISAの開始により日本の投資人口は増えましたよね。
それでも多分、ドルコスト平均法で投資信託を購入している方が多いのではないでしょうか。
私も、投資信託をメインで購入し、個別株については時々好きな銘柄を買ってみる、という程度でした(というか今もそうです)。
しかし最近、株の勉強をしてみようかな、と思い始めました。
というのは、「医療は斜陽産業」説が出てきたからです。
物価高騰で上がる経費は上がる一方、社会保険料は膨らむばかりで、診療報酬は上がりません。
また、人口は減少する一方で医師の数はむしろ増えています。
したがって、世間は賃金上昇が騒がれる中、医師の給料も同じペースで上がるとは考えにくいです。
そのため、給料面での医師のやりがいは低下し、優秀な人の中には他職種に転職する人も出てきています。
でも、私は医師という仕事が好きです(詳しくは「産婦人科医になりたいと思った本当の理由」の記事を参照ください)。
だから、私も他のことでも稼げる力を磨きたいと思うようになりました。
今は、自分に合った長続きする稼ぐ方法を模索しているところです。
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)